新しい聴覚障害アドバイザー

聴覚障害アドバイザー

聴覚障害アドバイザーとは、聴覚に障害がある子供に聴覚に関して何か
問題が起こった時にアドバイスをしてくれる人です。
例えば、学校の先生が今まで聴覚障害を持った子供を指導した事がない場合、
どのように子供に接して、教育をしていけば良いかなどを相談すると
解決するためにアドバイスをくれます。

聴覚障害アドバイザーが代わった

新しい年度になり仕事中に二度、知らない携帯電話から着信がありました。
何か重要な電話だったら留守電かテキストが残されるだろうと思っていて
こちらから折り返し電話しませんでした。
でも少し気になっていたので、電話をしてみることにしました。

『こちらの番号から電話をいただいたのですが。。。』
すると『Sunnyさん?私は新しいアドバイザーです』

子供に関する事をいくつか質問されました。
どんな補聴器を使っているか?毎日、使用しているか?
何か困った事はないか?など。

子供は片方の耳は正常なので、そんなに問題はなかったので
そう伝えました。

アドバイザーの学校訪問

子供が学校から帰ってくると『今日、アドバイザーが来たよ』と
教えてくれました。子供の話を聞くと、自分以外に2人補聴器を使っている
子供たちがいるらしい。その子たちは両耳に補聴器をつけているそうだ。
私の子供を含めて3人の子供たちに会いに来たそうだ。
他の子供たちは埋め込み式の補聴器BAHAを使用しているそうです。

アドバイザーは1週おきくらい週2日くらい子供たちに会いに来ているようだ。
私の子供が『プールが毎日あるから補聴器をしないでいく』というので、
補聴器着用を強制する事なく過ごしていたら、子供から言われました。
『アドバイザーから補聴器を毎日してって言われちゃった』

アドバイザーからの書類

アドバイザーからテキストが入りました。
『子供に書類を渡すから、記入して学校のオフィスに持ってきて』
その際に質問をした所、返答プラス『子供に補聴器を使用するように』
と言われてしまいました。


『明日は必ず着用していきます』と言っておきました。
毎日、補聴器をしていた方がいいのは分かっています。でも、強制はしたくない。
子供にも色々と意見はあるし、耳が聞こえないのは子供。私ではない。
その子供が『毎日、プールに入らないといけないから付けない』と決めたので、
私は特に何も言いませんでした。

子供は『補聴器がなくても耳は聞こえるから、いらないよ』って言うんです。
『何でお母さんは補聴器を買ったの?』って言われました。

ニュージーランドでは、耳に問題がある子供には小さいうちから補聴器が
政府の補助金を使って無料で支給されるようになっています。
3歳までに補聴器をしないと言葉の発達に障害が出る場合があるそうです。
子供が補聴器をし始めたのは5歳。少し遅いと言われましたが、子供には
言語の発達問題は感じられません。これは日本語に関してだけですが。
英語の発音が聞き取りにくい場合があるそうなのです。
例えば、SHの発音は聞き取りにくいらしい。

今のところ、何も問題なく子供は成長しています。
やっとプールの授業が終わったので、補聴器を毎日付けるようにして
様子を見ていこうと思います。

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